カードローン事前説明書とは?

貸金業法改正となり、業者側がもっともダメージを受けたのは、事前説明書の交付義務についてです。

 

事前説明書とは、カードローンの契約をする前に、契約内容を理解して、充分に説明を聞きましたという証明書類のことです。今までは、契約書のみ交付しており、事前説明書が必要なのは、保証人取得の場合のみでした。

 

保証人付き契約は、いろいろとトラブルが多く、最終的に保証人に請求が行くのですが、保証人も払いたくはないので、請求が来てもあの手この手で言い訳や開き直ったりするものです。

 

そのような時、保証契約の事前説明書というのに署名捺印していると、訴訟などの法的手続きの時に有利となります。(法律では保証契約の場合必ず事前説明書を取得しなければなりません)

 

簡単に言えば、保証契約は最悪の場合も考え、もめるケースが多いので、事前説明書を取得することが義務付けられたのです。

 

しかし、貸金業法となってから、この事前説明書は保証契約だけの場合ではなく、保証契約以外の場合も取得しなくてはならなくなりました。事前説明書を取得、控えの交付を行わない限り、貸付することができなくなったのです。

 

これに困ったのは即日融資をしたい消費者金融会社です。今までは、先に融資をしておいて、融資と同時に契約書を自宅へ郵送→返送で良かったのですが、これからは、事前説明書を取得→貸付→契約書郵送となるので、事前説明書を取得する手間が増え、即日融資にかなりのハードルが上がってしまったのです。

 

しかし、大手消費者金融はインターネット上で事前説明書の交付など、電子化することでこれを対応しています。

 

このように、事前説明書とは、契約書の前に取得する書類であり、契約内容をきちんと理解したかどうかの証拠書類にもなっているのです。(参考:オリックス銀行カードローン審査)